みじかい靴下ばかり履いているせいでくるぶしがひどく冷え、一気に体調がわるくなった。なさけない、この身体と何年付き合っているというの、なさけない、なさけない…
今日まで4日間連続で目覚ましを聞き逃して日がのぼるまで眠ってしまっている。寝坊してバイト先に迷惑をかけるくらいならおやすみをもらおうかと思っていたのだけれど、すでに病欠が出ているらしくて申し出ることができなかった。私がどれだけ配慮しても身体が言うことを聞かなかった場合、私の誠意がどうこうなど関係なく職場の人に迷惑がかかり、あーあと思われて、時間どおりにあかりの灯る朝のうつくしい厨房に水を差してしまうのだろう。そんなのいやだ…
きょうは研究室の卒論中間報告会があったのでがんばって家を出た。さいごまでは居られなかったけれどきちんと出席できてよかったと思う。誠実な論考のさなかにいる先輩方の姿を見れてよかったと思う、質疑応答も思っていたより張り詰めてはいなくて、さまざま指摘は飛び交いながらもはねつけるような言葉がひとつもなかった。私も、がんばらなくては。
夕方ひとりでニハチ喫茶に向かう。いつものオーナーさん。彼女のやさしさにもようやく気後れせずいられるようになってきた。毎週でも来られたらほんとうはよいのだけれど。
営業再開してからは16時にお店が閉まってしまうのがすこし物足りなくて、ああ17時までここにいられたらなと思うこともあるけれど、日の短い秋冬にはすこし早いくらいで帰路に着くのがいい気もする。なぜかお店側に(オーナーさんと言うよりかは、その椅子やそのテーブル、その空になったマグカップに)、もうお家に帰ったほうがいいよ、と言われているみたいで、すなおに従うと、ああ今帰るよう促してもらえてよかった、と実感する。ふしぎ、なにがってうまく言えないけれどいつも、これ以上おそかったらおなじかえり道も全部むちゃくちゃになっていただろうと感じる。
ようやくおじいちゃんたちに送る写真をプリントできた。
やろうやろうと思っていながらどうしても出来なかったことごとも、出来てしまうとどうして出来なかったのかほんとうにわからなくなる。きっとこれからもそういうことばかりくりかえすのだろうけれど、今日はひとまず、えらかった。うごけない日々にひとつ星を降らせられて、えらかった。
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